皆さん、こんにちは。KENです。
今回はAmazonで仕入れる商品を選定する為の5つのポイントについてお伝えします。
前回の記事では、Amazonキーワード検索から中国輸入品を見つける方法について解説しましたので、是非そちらも参考にしてみて下さい。
Amazonで中国輸入品を見つけたら次にこんな悩みが出てくると思います。
中国輸入品が見つかったのはいいけど、どういう商品を仕入れたらいいの?
私は初心者の頃「ノーブランド」と検索し出てきた商品を片っ端から1個1個見ていました。
作業をしているうちに「これ仕入れて大丈夫かな・・・」という曖昧な疑問が浮かんできました。
頭を抱えてあれこれ悩みながら作業をしていたので時間効率も悪いですし、かなりストレスも感じていました(^^;
この「曖昧」という部分が作業をする上でスピードを落とす原因となってしまいます。
そのスピードダウンを解消する為に、事前に選定基準を明確にしておくことで余計な悩む時間を無くすことができ、作業がスムーズになり、ストレスも抱えずに済みます。
是非今回お伝えする5つの商品選定のポイントを頭に入れておき、スムーズに作業を進めていくようにしましょう。
商品選定の5つのポイントは下記の通りです。
- 販売数・FBAセラー数をチェックする。
- 評価数3.5以上かどうかチェックする。
- 実重量・体積重量の両方が2kg以下かどうかチェックする。
- 輸入規制商品じゃないかどうかチェックする。
- 商標権や独自ブランドの有無をチェックする。
具体的なチェックの方法について順番に解説していきます。
販売数・FBAセラー数をチェックする。
まずは、商品の販売数・FBAセラー数をチェックします。
簡潔に言うと「沢山売れていてライバルが少ない商品を厳選しよう!」ということです。
そして、以下の条件を満たす商品が「沢山売れていてライバルが少ない」と言うことができます。
『月間販売数 ÷ FBAセラー数(自分を含む) = 5以上』
上の式はどういうことを表しているかというと、「自分がその商品に相乗り出品した場合、月間5個以上は売れる可能性がある」
ということを意味しています。
例えば月間40個売れる商品を、自分を含めて5人のFBAセラーが相乗り出品しているとします。
この時、5人が同じ価格で出品していて同じカート獲得率だとすると、
40個 ÷ 5人 = 8個
となり、「1人あたり月間8個売ることができる。」と推測することができます。
カート獲得についてはこちらで詳しく解説しています。
この場合は「月間5個以上」の基準値を満たしていることになります。
この調べ方ですが、「Keepa」というリサーチツールを使って調べることができます。
↓Keepaについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。
評価数3.5以上かどうかチェックする。
次に商品の評価数を調べます。
評価数が低い商品は商品不良が発生する可能性が高くなってしまいます。
リサーチの段階で評価数3.5以上の商品に絞りこんでおきましょう。
下記の赤枠の部分に商品の評価数が表示されています。
上記の場合、3.5なのでギリギリクリアですね。
この評価数はどうやって決まっているのかというと、商品を購入したお客様は商品にレビューを残すことができます。
そのレビューを残す際に、1~5の評価を付けることができます。
その1つ1つの評価の平均値が、先程の赤枠部分に表示された評価数となるのです。
ちなみに、先程の評価数の隣にある「○○件のカスタマーレビュー」というところをクリックすると、1つ1つのレビューの内容を見ることができます。
低評価の理由を見てみると、どうやらサイズ違いの商品が届いたことが原因のようです。
評価数3.5など基準値ギリギリの場合は、低評価の理由もチラっと目を通しておいた方が良いでしょう。
そうすると発注の際の気を付けるべきポイントが見えてきます。
こちらの場合ですとサイズ違いが原因なので、発注の際はサイズを間違えないように気をつけましょう。
実重量・体積重量の両方が2kg以下かどうかチェックする。
重い商品や大きい商品を発注してしまうと、国際送料がグンっと跳ね上がってしまいます。
なので、そういった商品はリサーチの段階で除外しておきましょう。
実重量の調べ方
こちらは商品ページに記載してあります。
商品ページを下の方にスクロールしていくと「登録情報」という項目があり、そこに「発送重量」という欄がありますので、
そこを見ましょう。
上記の商品の場合ですと、331gで2kg以下ですので基準クリアになります。
体積重量の調べ方
そもそも体積重量とは何かと言うと、簡単に言うと大きさのことです。
海外から安く運ぶためには軽けりゃ良いというわけではなく、大きさも重要になってきます。
例えば小さいけどとても重たい鉄球を運ぶのと、軽いけど大きい羽毛布団を運ぶのは、物流会社からすればどちらも大変なんです。
海外から輸送する際の飛行機や船は、商品を置くスペースに限りがあります。
大きい商品の場合だと貴重なスペースをたくさんとってしまうので、その分輸送費用も高くなってしまいます。
だから、大きさ(体積重量)も調べておく必要があるんですね。
さて、その体積重量の調べ方ですが、以下の式で計算することができます。
体積重量 = 縦×横×高さ(cm) ÷ 6000
なぜ6000なのか!?などの細かい疑問は一旦置いておいて、とりあえず丸暗記してしまいましょう(笑)
この数式で必要な商品の寸法(縦・横・高さ)ですが、「FBA料金シミュレーター」という無料ツールを使えばすぐに調べることができます。
ネットで「FBA料金シミュレーター」と入力すれば、一番上に表示されますのでそれを開けばすぐに使うことができます。
以下が「FBA料金シミュレーター」のトップ画面になります。
検索窓に調べたい商品のASINコードを入力して、「検索」をクリックして下さい。
そうするとその商品の寸法が表示されます。
上記の商品の場合ですと、
(11 X 20 X 32 )÷6000 = 1.17
となるので、体積重量2kg以下の基準値はクリアとなります。
実重量・体積重量の重い方が商品重量として適用される。
ここで一つ注意してほしいのが、「実重量と体積重量を比較した際、重い方の重量が適用される」という点です。
例えば重さ300gの軽いぬいぐるみを仕入れた場合、「軽いから送料安いでしょ!」と安心してはいけません。
それがもし体積重量3kgの大きさだと、かなり送料が高くなってしまうので要注意です。
ちなみにFBA料金シミュレーターは、以下のように商品寸法と実重量を並べて表示してくれるので、実重量と体積重量を比較する際とても便利です。
余談ですが、私は軽くて大きなぬいぐるみを沢山仕入れて痛い目を見たことがあります(笑)
私のようにならないように、FBA料金シミュレーターで実重量・体積重量をチェックしておきましょう。
ちなみに「ショッピングリサーチャー」という無料機能を使えば、すぐにFBA料金シミュレーターを表示させることができるので、この機会に導入しておきましょう。
輸入規制商品じゃないかどうかチェックする。
法律によって輸入が規制されている商品が多数存在します。
そういった商品を仕入れないように注意しましょう。
規制商品の中でもAmazonで特に多い2つの事例をご紹介します。
- コンセントを使った商品
- Bluetoothを使った商品
コンセントを使った商品
コンセントを使った商品を日本で販売する場合、「PSEマーク」というマークが商品に印字されている必要があります。
↓こんなマークです。
海外輸入品にはこのPSEマークが付いていませんので、コンセントが付いている輸入品はAmazonで販売することができません。
なので以下の商品のように、商品画像にコンセントが写っている場合は仕入候補から除外していきましょう。
また、商品ページ内に「AC アダプター」という表記がある場合も、「コンセントを使っている」ということになるので仕入候補から除外しましょう。
大体「AC アダプター」の表記は、下記写真のあたりに書いてあることが多いです。
ちなみに、すぐに「ACアダプター」表記を見つける方法ですが、キーボードの「CTRL」キーを押しながら「F」キーを押します。
すると、画面右上に以下のような文字を入力する小窓が現れます。
そちらの小窓に「ACアダプター」と入力してEnterキーをクリックして下さい。
すると、「ACアダプター」が記載されているところに自動的に画面が移動し「ACアダプター」の文字がオレンジ色になっていて場所を教えてくれます。
Bluetoothを使った商品
Bluetooth機器など電波を発する商品は、「電波法」という法律によって輸入販売が規制されています。
こういった商品を日本で販売する場合は「技適マーク」というマークが商品に印字されている必要があります。
↓こんなマークです。
海外輸入品にはこの技適マークが付いていませんので、Bluetoothを使った商品など電波が発生する商品は、リサーチの段階で仕入候補かあら除外していきましょう。
下記の記事で、輸入規制商品について詳しく解説していますので、更に知りたい方は是非読んでみてください。
商標権や独自ブランドの有無をチェックする。
Amazonでは自社ブランドのロゴを商品に印字して出品しているセラーが多数存在しています。
そういった商品に相乗り出品してしまうと、最悪の場合、アカウント閉鎖になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。
こちらの内容は今回の記事では書き切れないくらい重要な内容になっています。
下記の2記事で詳しく解説してますので、そちらを読んで下さい。
以上、Amazonで仕入れる商品を見極める5つのポイントについて解説しました。
これで「この商品大丈夫かなぁ・・・」と今まで曖昧だった選定基準が明確になりましたので、余計なストレスを感じずにスムーズにリサーチを進めることができます。
是非今回の記事を何度も読んで、5つのポイントを頭に入れておきましょう。
次回は、5つの基準を満たした商品を中国仕入れサイト(タオバオ・アリババ)で探していくパートになります。
中国語のサイトなので壁を感じる方もいるかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえば意外とスムーズに商品を探すことができますので、是非一緒に頑張っていきましょうね。
それでは、またお会いしましょう。
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