皆さん、こんにちは。KENです。
今回は、Amazon販売で注意しなければならない「商標権」について解説します。
私はAmazon初心者の頃、「商標権には気を付けてください」というのは何となく聞いたことはあったものの、具体的に何を気を付ければ良いのか全く分からずリサーチを続けていました。
そして運良く商標権を侵害せずに出品してこれましたが、Amazon販売開始数か月後に「あ!商標権、凄く大事だ!」ということにようやく気づきました(笑)
あなたが私のように何も考えずに出品をし続け、万が一商標権を侵害してしまったら、最悪の場合アカウント閉鎖になってしまう可能性もあります。
アカウント閉鎖になると待っているのは地獄です・・・。
- FBA倉庫に納品していた商品が全て自宅に返送されます。
- 口座に入る予定だった売上金が90日間ストップします。
想像するだけでゾッとしますね・・・(^^;
自分の身は自分で守る為に、この機会に商標権についての知識をしっかり身に付けておきましょう。
↓以下動画の9:26~17:17でも詳しく解説しています。
商標権とは?
そもそも商標権とは何でしょう?
辞書で調べると、「自社の商品と他社の商品とを区別するための文字、図形、記号、色彩などの結合体を独占的に使用できる権利」と書いてあります。
要するに、自分が考えた商品名やブランドロゴマークを勝手に他人が利用しないように保護しますよー!という制度のことです。
Amazonで相乗り販売をする際は、商標登録している商品に相乗りしないように気を付けなければいけません。
では、商標登録有無の具体的な調べ方を3ステップの手順で紹介します。
手順は以下の通りです。
- ブランド名をチェック
- 「J-PlatPat」で商標登録の有無をチェック
- 商品画像をチェック
順番に解説していきます。
ブランド名をチェック
中国輸入Amazon販売では基本的に「ノーブランド品」を輸入して販売します。
商品のブランド名は商品タイトルの下に青字で記載されていますが、そこが下記のように「ノーブランド」となっていれば何も気にせず相乗り出品してOKです。
しかし以下のように、ノーブランドではなく何かしらブランド名が記載してある場合は、そのブランドが商標登録しているかどうかを調べる必要があります。
「J-PlatPat」で商標登録の有無をチェック
「J-PlatPat」(特許情報プラットフォーム)というサイトで、商標登録の有無を調べることができます。
以下がJ-PlatPatのトップページです。
先程例に挙げた商品のブランド名「サバイバルワークス」で検索してみましょう。
左側のプルダウンメニューから「商標を探す」を選択し、検索をして下さい。
すると、ヒット件数「0件」と表示されました。
念の為Google翻訳で英語に変換し検索し直しても「0件」のままです。
J-PlatPatで調べた結果、「サバイバルワークス」の商標登録は無いことが分かりました。
別の商品を見てみましょう。
こちらは「TBLeague」というブランド名の商品です。
J-PlatPatで調べてみますと、2件ヒットしました。
青字になっている「2件」をクリックすると、商標権の詳細ページが表示されます。
詳細ページには、「いつ・誰が・どのような商標を登録したか」が一覧表示されます。
次に、この商標がAmazonページのものと一致するか確認をします。
商品画像をチェック
Amazon内で「商標登録してるから相乗りしないでね!」と主張する為には商標登録をするだけではダメで、ブランド名・ロゴを商品やパッケージに刻印し、その刻印された部分を商品画像に表示する必要があります。
そうすることで初めてその商品は商標権で守られ、他のセラーは相乗り出品することが不可能になります。
それでは、先程例に挙げた「TBLeague」の商品画像を見てみましょう。
商品画像の右下にロゴが表示されていました。
こちらのロゴと、先程J-PlatPatで検索したロゴを比較してみましょう。
カラーは異なるものの、全く同じ形状のロゴマークになりますので、この商品は商標権を主張することができ、相乗り出品を阻止することができます。
しかし実はこの場合、完全に相乗り出品を防ぐことはできません。
先程説明した商標登録が有効になる条件をもう一度よく見てみましょう。
「ブランド名・ロゴを商品やパッケージに刻印し、その刻印された部分を商品画像で表示する必要がある」
「刻印」とありますね。
先程の例ですと、商品・パッケージに刻印されておらず、画像にロゴを表示させているだけです。
この場合、厳密にいうと商標権の条件を満たしていないので相乗りを完全に阻止することはできません。
しかし、J-PlatPatで商標を確認できた時点で相乗り出品はしないことをオススメします。
なぜなら、厳密に条件を満たしていなくてもセラーはAmazonに「商標権侵害」の報告をすることができるからです。
セラーから報告を受けたAmazonが「商標権を侵害している」と判断した場合、商品の出品停止や、最悪の場合アカウント閉鎖になる可能性もあります。
商標登録には時間もお金もある程度かかりますので、せっかく商標登録した商品に相乗り出品されたセラーはAmazonに報告するだけでなく、何かしらの報復措置をとってくる場合もあります。
ですので、J-PlatPatで商標を確認できた時点で相乗り出品は諦めた方が良いでしょう。
以上が、商標権に関する解説になります。
今後あなたが安全にAmazon販売を行っていく為に必ず必要な知識になります。
この機会にしっかりとおさえておきましょう。
次回はAmazon相乗り出品において商標権と並行して気を付けるべき、「Amazonプライベートブランド」について解説します。
それでは、またお会いしましょう。
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