Amazon相乗り販売の価格競争に疲れてしまったのでAmazon簡易OEMに挑戦したいのですが、どうやってリサーチすればいいか分からない・・・
あなたは今こんなお悩みを持ってはいないでしょうか?
今回はそんなあなたの為に、Amazon簡易OEMのリサーチの手順を初めて取り組むあなたでも分かるように1から解説していきます。
もしあなたが「Amazon簡易OEMに挑戦してみたいけど、どんなリサーチをすればいいか分からない」ということで悩んでいるのあれば是非最後まで見てください。
↓今回のAmazon簡易OEMリサーチの手順については動画でも詳しく解説しています。
Amazon簡易OEMリサーチの手順
Amazon簡易OEMのリサーチは以下の手順で進めていきます。
- 市場選定
- 在庫追跡をして市場規模を確認する
- 利益計算
- ライバル商品のレビューを読み込んで差別化ポイントを考える
上記4ステップがAmazon簡易OEMリサーチの主な作業の流れです。
これら全ての流れを一気に解説すると膨大な情報量になるので、今回は最初のステップ「市場選定」について詳しく解説していきます。
市場選定と聞くとイメージしづらいと思うので言い方を変えると、これからどんな商品を出品するのかを決めるということですね。
では早速市場選定のやり方について解説していきますが、市場選定は以下の手順で進めていきます。
- セラースプライトの「キーワードリサーチ」を使って、キーワード一覧を出す
- キーワード一覧の中から、5つの市場選定基準を満たすキーワードを見つける
- セラースプライトの「キーワード逆引きリサーチ」を使って、関連するキーワードを見つける
順番に解説していきますね。
セラースプライトの「キーワードリサーチ」を使って、キーワード一覧を出す
まずはセラースプライトというツールを使って、Amazonを利用しているお客さんがどんなキーワードで商品を検索をしているのかを調べます。
これからあなたがAmazonで簡易OEMをリリースするにあたって、どの検索キーワードの検索結果の上位表示を狙っていくのかというのを、セラースプライトで出てきたキーワードを1つ1つ吟味しながら決めていきます。
なぜ検索キーワードを調べる必要があるのか?
検索結果の上位表示ってどういうこと?
というかこれからやるのって市場選定ですよね?
なんで検索キーワードを調べるんですか?
もしあなたが初めてリサーチをするのであれば、こんな感じで疑問点が次々と浮かんでくるのではと思います。
まず市場選定をするにあたって、なぜ検索キーワードを調べる必要があるかと言うと、Amazonは検索結果の上の方に出てくる商品が売れやすいという背景があるからですね。
例えば以下は「テント」というキーワードの検索結果画面なんですが、上の方に出てきた商品ほど売れやすく、下の方に出てきた商品ほど売れにくいというのはあなたもイメージできますよね?
この時もしあなたが「テント」という市場に参入したい(テントの商品を出品したい)となった場合、この検索結果の上位にあなたの商品を持ってくることはできるかというのを考えます。
検索結果の上の方に自分の商品を持ってくるのってどうやったらできるんですか?
Amazonの検索順位は様々な要因が絡まって決まっているのですが、その中でも影響力が強いのが、直近の購入数と購入率です。
購入数・購入率を上げる為には周りのライバル商品に負けないように、クオリティの高い画像を作ったり商品の販売力を上げる努力をしなければなりません。
でも強いライバルがうじゃうじゃいるようなキーワードだと、初心者はなかなか購入数・購入率を上げることができず、うまくいかないことが多いです。
なのでセラースプライトで出てきたキーワードを1つ1つ吟味しながら、「このキーワードだったらライバル強くないし上位表示できそう!」というのを見つける必要があります。
だから市場選定をするにあたって、まずは検索キーワードを調べていく必要があるというわけですね。
でもどんなキーワードだったら、初心者でも上位表示狙えるのかよく分かりません・・・何か判断する方法とかってあるんですか?
はい、あります。
それはこれから詳しく解説していきますね。
セラースプライトの「キーワードリサーチ」でキーワード一覧を出す手順
ではまずセラースプライトを使って検索キーワードを調べていきましょう。
まずセラースプライトを開いたら、キーワードというメニューの中の「キーワードリサーチ」という項目をクリックします。
画面が切り替わったら、国を選択するところがあるので日本を選びます。
次に画面右側にどの月のデータをリサーチ対象にするのか選ぶ項目がありますが、ここはとりあえず直近の月を選んでおけばOKです。
次にカテゴリーという項目で、リサーチしたいカテゴリーを選択します。
どのカテゴリーを選べば良いかよく分かりません・・・
あなたがこれから初めてリサーチをするのであれば、こんな感じでカテゴリー選びに迷ってしまうと思います。
これから色々なカテゴリーの商品の仕入・販売を進めていく中で、あなたの得意なカテゴリーが段々と出てくるので、最初から無理にカテゴリーを絞らなくてもOKです。
もしくはもしあなたが現在、転売・相乗り販売をやっているのであれば、あなたが出品したことのある馴染みのあるカテゴリーを選択するのもアリです。
次に月間検索数という項目を入力するのですが、簡易OEMの場合3000~10000くらいを推奨しています。
簡易OEMの場合、月間売上20万円~50万円くらいの売上を見込める市場を推奨していますが、月間検索数3000~10000くらいのボリュームの中に、月間売上20万円~50万円くらいの規模の市場が多く存在しています。
ん?どういうこと?
ここも最初は分かりづらい部分かと思います。
まず考えてほしいのが、検索数が多いキーワードほど、そのキーワードに対する需要が多いということですよね?
つまりキーワードの検索数が多くなればなるほど、そのキーワードで検索した時に出てきた商品の売上も比例して大きくなる可能性があるということです。
それを踏まえた場合、大体月間検索数3000~10000くらいのボリュームのキーワードは、月間売上20万円~50万円くらいの規模の市場であることが多いというわけです。
なんで簡易OEMの場合、月間売上20万円~50万円くらいの売上を見込める市場がオススメなんですか?
その理由は以下の通りです。
月間売上20万円以下だと、簡易OEMと言えどリサーチ作業や商品画像作成など、商品ページを作る作業などの労力に見合った成果が得られないから。
- 月間売上50万円以上になると、簡易OEMのレベルの改良だと勝てない強いライバルが多い市場である可能性があるから。
- 簡易OEMは多くの資金を用意できない低資金の方に推奨しているのですが、月間売上50万円以上の規模の市場の場合、仕入資金が足りなくなる可能性が出てくるから
ちなみにこのまま3000~10000でリサーチをしてしまうと、大量のキーワードがヒットしてしまって、一気に全部見るのが大変です。
ですので以下のように、まずは3000~4000といった感じで一旦1000単位で区切るのをオススメします。
そして3000~4000のキーワードを見終わったら、次は4000~5000という感じで進めていきます。
月間検索数以外にも以下のように色々な入力項目ありますが、月間検索数以外の項目はとりあえず空欄でOKです。
最初は色々なキーワードを見ていくことでリサーチに慣れていくべきだと思うからです。
ここまでの入力が完了したら、画面下のリサーチをクリックします。
すると以下のように月間検索数が多い順からずらっとキーワード一覧が表示されます。
そして以下の各キーワード右側のアイコンをクリックすると、そのキーワードでのAmazonの検索結果画面を表示することができます。
こんな感じで出てきたキーワード一覧を上から1個1個見ていって、自分が検索結果上位を狙っていけそうなキーワードを見つけるというわけです。
ではAmazon簡易OEM初心者が検索結果上位を狙えるキーワードとはどんなキーワードかというと、それが以下より解説する「5つの市場選定基準を満たすキーワード」になります。
キーワード一覧の中から、5つの市場選定基準を満たすキーワードを見つける
その5つの市場選定基準は以下になります。
- 検索順位4位以内に有名ブランド商品が存在しない
- ベンチマーク商品の価格が2500円以上
- 軽くて小さい
- 検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低い
- 検索順位4位以内のライバル商品のレビューが弱い
1つ1つ順番に解説していきますね。
検索順位4位以内に有名ブランド商品が存在しない
Amazonで検索したお客さんからしたら、あなたがこれから出品するような無名なブランドよりも、有名ブランドの方が安心感を抱きます。
ですので当然、ほとんどのお客さんが有名ブランドの商品をクリックしてしまいます。
例えば以下の「メンズ キャップ 夏用」という検索キーワードの上位4商品を見てみましょう。
検索順位1位にadidas、3位にTHE NORTH FACEという有名ブランド商品がありますね。
もしあなたが仮に無名ブランドの簡易OEMでここの検索上位を狙おうとしても、多くのお客さんは知名度のあるadidasやTHE NORTH FACEに流れていきます。
ですのでなかなか勝ち目が無いので、こういったキーワードは避けた方が良いです。
でも2位と4位はあまり有名じゃないのにどうしてここまで上位に来れてるんですか?
前半でもお伝えした通り、Amazonの検索順位は様々な要因が絡まって決まっていて、その中でも影響力が強いのが、直近の購入数と購入率です。
おそらくこの2商品は、購入数・購入率を上げる為の様々な施策を打っていると考えられます。
例えば、
- あえて市場の相場価格よりも価格を下げる。
- スポンサープロダクト広告を使って商品を検索結果の目立つ位置に露出させる。
- インフルエンサーからの紹介など外部から集客している。
↓スポンサープロダクト広告については以下動画で解説しています。
こんな感じで、検索上位を狙う為に色々な施策を取り組んでいる可能性が高いです。
1個目の価格戦略や、2個目の広告運用は有名ブランドの有無に関わらず取り組むべきです。
しかし今見ている「メンズ キャップ 夏用」のようにadidasやTHE NORTH FACEなど、有名ブランドがいる場合は、この対策だけでは購入数を集めることができず失敗してしまうケースが多いです。
ですので初心者のうちは有名ブランドが検索上位にいるキーワードは避けていきましょう。
ベンチマーク商品の価格が2500円以上
ベンチマーク商品の価格が2500円以上ある市場を狙うことで、最終的な利益が残りやすくなります。
ベンチマーク商品とは
ベンチマーク商品ってなに??
ベンチマーク商品とは、これからあなたが月間売上20万円~50万円見込める商品をリリースするにあたって、その指標となるライバル商品のことです。
例えば「木製 ティッシュケース おしゃれ」の検索結果上位4商品の売上が以下のようになっているとします。
この時仮にベンチマーク商品を2位と3位の商品にした場合、もしあなたの商品が検索順位2位・3位に位置付けることができた場合、同等の売上を見込める可能性があるということが分かります。
この月間売上ってどうやって調べるんですか?
月間売上の調べ方に関しては、最初に説明したAmazon簡易OEMリサーチの手順の2つ目のステップ「在庫追跡をして市場規模を確認する」で調べることができます。
これに関してはまた別の記事で解説する予定ですので、もうしばらくお待ちくださいね。
なぜ2500円以上あると利益が残りやすいのか?
まず前提として知っておいてほしいのが、「Amazonで新商品をリリースした直後の最初のうちは検索順位がかなり下の方からスタートする」ということについてです。
で購入数・購入率を少しずつ上げていって、地道に検索順位を上げていく必要があります。
でも最初は検索順位がかなり下の方からスタートするんですよね?
そんな状態で購入されるんですかね・・・
たしかにそこは不安ですよね。
そこで活用するのがAmazonスポンサープロダクトという広告です。
Amazonに広告費を支払うことで、以下のように検索結果の上の方に商品を表示させることが可能になります。
この時もし販売価格が2500円以下の場合は、広告費で利益がほとんど残らなくなってしまうケースが多いです。
どういうことかイメージしづらいと思うので、以下2パターンで商品1個あたりの利益額をシミュレーションしてみます。
- 販売価格:3000円
- 仕入原価(国際送料・代行手数料など含む):1200円
- Amazon手数料:903円
- 粗利益額:販売価格3000円 - 仕入原価1200円 - Amazon手数料903円 = 897円(利益率30%)
- 広告費:300円(クリック単価30円で、広告10回クリックされて1回購入されると仮定)
- 最終利益額:粗利益額897円 - 広告費300円 = 597円(利益率20%)
- 販売価格:2000円
- 仕入原価(国際送料・代行手数料など含む):650円
- Amazon手数料:753円
- 粗利益額:販売価格2000円 - 仕入原価650円 - Amazon手数料753円 = 597円(利益率30%)
- 広告費:300円(クリック単価30円で、広告10回クリックされて1回購入されると仮定)
- 最終利益額:粗利益額597円 - 広告費300円 = 297円(利益率14.8%)
いずれも粗利益の段階では利益率30%となる商品を中国から仕入れることができたと仮定して計算をしました。
そこから広告費を差し引くと、元々の販売単価・粗利益額が低い場合、最終的な利益率がかなり低くなってしまいます。
広告費を差し引いた後の最終的な利益率は最低でも20%は欲しいところです。
今回は「クリック単価30円」「広告10回クリックされて1回購入される」という仮定でシミュレーションしましたが、もちろんこれは市場によって変動するので一概にこうなるとは言えません。
しかしいずれにせよ、粗利益額の幅に余裕があった方が、広告運用しても利益が残りやすいのは間違いないです。
ですので販売価格2500円以上を推奨しているというわけです。
注意点
「あなたの商品がベンチマーク商品と同じくらいの検索順位に位置付けることができた場合、同等の売上を見込める可能性がある」ということをお伝えしましたが、必ずしもそうなるとは限りません。
その理由は以下の2つです。
- 商品画像・レビューなど、検索順位以外の要素も大事だから
- Amazon販売には「売上シェアを奪い合う」という概念があるから
順番に解説しますね。
1.商品画像・レビューなど、検索順位以外の要素も大事だから
たとえあなたの商品がベンチマーク商品と同じくらいの検索順位に位置付けたからといって、商品画像のクオリティが低かったり、良いレビューが1件も入っていないとなると、ベンチマーク商品と同等の売上を取ることは難しいです。
特に商品画像はお客さんが「商品をクリックしよう」「商品を買おう」と意思決定するにあたって、かなり重要な要素になります。
ベンチマーク商品にクリック率・購入率で負けないように、少なくともベンチマーク商品と同等、もしくはそれ以上のクオリティの画像を用意しておきましょう。
クオリティの高い画像の作り方に関しては、また改めて別の記事で解説しますね!
2.Amazon販売には「売上シェアを奪い合う」という概念があるから
Amazon販売(Amazonに限らずネット物販全般)においては「売上シェアを奪い合う」という基本的な概念があります。
例えば以下のような「文房具 スタンド」という検索キーワードの市場があるとします。
それぞれのライバル商品の売上の合計値は90万円となっています。
仮にこの市場にあなたが参入して、それぞれのライバル商品から売上50%のシェアを奪えたとします。
その場合以下のようになります。
上記の場合、
- ライバルAから15万円
- ライバルBから20万円
- ライバルCから10万円
これだけの売上を奪って、あなたの商品の売上は45万円となります。
ここで注目して頂きたいのが、市場全体の売上は90万円のままで、あなたが参入する前後で市場規模が変化していないということです。
このようにAmazonは、誰かが新規参入したからといって市場規模が拡大するわけではないということですね。
市場規模は時間の経過とともに大小することはありますが、こちらでコントロールすることはできません。
「一定のパイをライバル同士で奪い合う」というのが、基本的な考え方になります。
ですので、 あなたの商品がベンチマーク商品と同じくらいの検索順位に位置付けることができたとしても、売上シェアの奪い合いになるので、同等の売上が取れるとは限らないということですね。
とはいえ、ベンチマーク商品の売上は一つの指標になるので、必ずベンチマーク商品の売上はチェックしておく必要があります。
軽くて小さい
商品が重すぎたり大きすぎたりすると、国際送料が高くなって利益が残りにくくなるので、軽くて小さい商品を推奨しています。
じゃあどんな商品が「軽くて小さい商品」と呼べるかと言うと、基準値は以下の通りとなります。
- 重さ:2kg以内
- 大きさ:縦 × 横 × 高さ(cm) ÷ 6000 ≦ 2
ちなみに、あえて重量のある商品や大きい商品に挑戦することでライバルの少ない市場で戦うというやり方もあります。
なぜ重量のある商品や大きい商品は比較的ライバルが少ないかと言うと、やはり周りの中国輸入プレーヤーに関しても、できるだけ国際送料が掛からない小さくて軽い商品を扱える市場を狙っている人が多いからですね。
とはいえ、
- 軽くて小さい商品の方が、国際送料がどれくらい掛かるか事前予測しやすい。
- 重くて大きい商品は、自分の予測をはるかに上回る国際送料がかかってしまうことがある。
ということもあって、初心者のうちは軽くて小さい商品をオススメします。
検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低い
これはどういうことかと言うと、まずAmazon(Amazonに限らずネット物販全般)で買い物をするお客さんは商品のどの情報を参考にして「商品をクリックしよう」とか「商品を買おう」と決断をしていると思いますか?
先程もお伝えしましたが、商品タイトルや商品説明も大事ですが、それ以上に商品画像がクリック・購入においてとても重要な要素となっています。
もちろんそれ以外にも商品価格・レビューなども重要な要素ですが、色々な要素の中でも商品画像はお客さんに分かりやすく商品の価値を伝えることができるので、特に重要です。
たしかに僕もネットで商品買うときは画像は絶対見ますね!
ですので、検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低いキーワードをチョイスしましょう。
そしてあなたの商品に関しては、クオリティの高い画像を作って購入数・購入率でライバル商品に勝つことで、あなたの商品を検索順位4位以内に食い込ませることができる可能性が出てきます。
しかしここで問題になってくるのが、「クオリティが高い画像」「クオリティが低い画像」の判断基準はその人の感性によって異なってしまうということです。
なので商品画像のクオリティに関しては、定量的に測ることが難しいので、「検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低いキーワードをチョイスしよう」と言われたところで判断が難しいですよね。
そこで僕が簡易OEMリサーチ初心者の方にオススメする「こういう画像はクオリティが低い」という判断基準をご用意しました。
それが以下になります。
- Amazon画像規約を守っていない
- 不自然な日本語が使われている
- 中国サイトの画像を引用している
- 商品画像が7枚未満
- 商品紹介コンテンツが無い
これらの条件が多く当てはまっているほど画像のクオリティが低いという判断をすることができます。
順番に具体例を挙げて説明していきますね。
Amazon画像規約を守っていない
Amazonでキーワード検索した時に出てくる商品のトップ画像は以下のようなルールが定められています。
- 商品以外のものを入れてはいけない
- 文字入れをしてはいけない
- 背景は白色にする
今回はトップ画像の規約の中で特にメジャーなものをピックアップしましたが、これ以外にも細かいルールが沢山あります。
ちなみに画像の規約に限らず、Amazonの規約は定期的にアップデートされていきます。
あなたがこれから健全に長期的にAmazonで販売をしていく為に、新たな規約改定がないか定期的にチェックするのをオススメします。
Amazonで継続的に成果を出しているセラーに関しては、しっかりと規約を守って健全な運営をしているセラーが多いと感じています。
当然そういったセラーはトップ画像の規約についても遵守しています。
ですのでトップ画像の規約を守っていないセラーは、健全に長期的に運営するという意識が低いので、画像のクオリティに関しても低いのではないかという仮説を立てることができるというわけです。
例えば以下の「時計 おしゃれ」というキーワードの検索結果を見てみます。
まず赤枠の左側の商品ですが、時計以外にも観葉植物やノートパソコンなど、商品に関係ないものが入ってますね。
これは「商品以外のものを入れてはいけない」というルールに違反しています。
また赤枠の右側の商品ですが、写真では伝わりづらいですが、背景が白色ではなく薄っすらグレーがかった色になっています。
これは「背景は白色にする」というルールに違反しています。
ちなみに 「商品以外のものを入れてはいけない」 というルールに関しては、Amazon商品画像の要件のページ上では「購入者の混乱を招く可能性のある付属品や小道具は表示しないでください。」という表現で書かれています。
それを踏まえて以下の「サドルバッグ」という検索結果ページを見てみてください。
一番左の商品のドリンクボトルに関しては、「購入者の混乱を招く可能性のある付属品や小道具」に該当するのはあなたもイメージできると思います。
なのでもしあなたもサドルバッグを出品する際は、このような紛らわしい小道具が入らないように気を付けなければなりません。
ですがそれ以外の商品は、自転車のサドルや車輪・ボディフレームなどが写っていますが、果たしてそれが 「購入者の混乱を招く可能性のある付属品や小道具」 としてAmazon側が判断するだろうか?ということを考える必要があります。
お客さんからしたら写真にサドルが写っていた方が「サドルバッグ」ということが伝わりやすいのは間違いないです。
もし僕がサドルバッグを出品する立場でしたら、上記の件についてまずはAmazonテクニカルサポートに連絡をして、自転車本体のフレームや、サドルなどが写ってしまっても問題ないか確認をします。
しかしながらテクニカルサポートは担当者によって見解が別れることがあるので、正直あまり参考にならない場合もあります。(今回のように個人によって見解が別れそうな曖昧な事案の場合は特に)
ですので、時間を空けて別々の担当者に最低3回は確認します。
それで3回とも「問題ない」という回答が得られた場合は、「問題ない」と判断します。
もし「問題ある」と回答があった場合、なぜ現状自転車本体のフレームや、サドルなどが写っている画像はAmazonから削除などの措置を受けていないかと言うと、単純にAmazon側で監視・対応しきれていないだけかとは思います。
不自然な日本語が使われている
例えば以下の商品を見てみましょう。
この商品の2枚目の画像を見てみます。
ちょっと日本語が不自然になっています。
おそらく中国のセラーが出品している商品だと思いますが、ちゃんと日本語の正しい表現について調べずに適当に翻訳ソフトにかけて作ったキャッチコピーなのかなと思います。
中国サイトの画像を引用している
例えば以下の商品を見てみましょう。
こちらの商品ページの画像を画像検索してみて、タオバオやアリババと同じ画像を使っているかどうかを調べてみます。
Alipriceという無料のGoogle拡張機能を使うことで、タオバオやアリババを開くこと無く、Amazonの商品ページ上で素早く画像検索をすることができます。
↓以下記事でAlipriceの導入方法や使い方について解説しています。
Alipriceを使って画像検索してみると、以下のようにアリババで同じ画像を使っている商品を複数発見することができました。
アリババの商品ページを開いてみると、以下のようにトップ画像以外に関しても同じ画像を使っていることが分かりました。
こんな感じで写真撮影など画像製作コストを浮かせるために、タオバオやアリババの画像をそのまま流用しているセラーは結構多いです。
製作コストを浮かせたいということは画像製作に対する熱量も低いということなので、画像のクオリティが低いと判断することができます。
商品画像が7枚未満
例えば以下の商品を見てみましょう。
本来、商品画像は7枚まで表示させることができますが、上記の商品は5枚しか登録していません。
登録枚数が7枚未満の場合、あまり画像に力を入れていない可能性が高いです。
商品紹介コンテンツが無い
商品紹介コンテンツという言葉を初めて聞く方の為に、事例を一つご紹介します。
例えば以下の商品を見てみましょう。
この商品ページを下にスクロールすると、、、
こんな感じで画像とテキストで商品を更に詳しくPRできる場所があるのですが、これを商品紹介コンテンツ(別名:A+コンテンツ)と言います。
商品紹介コンテンツをうまく活用して、お客さんにより深く商品の価値を伝えることで、購入率を上げることができます。
そしてAmazonで成功を収めているセラーはほとんどの人がこの商品紹介コンテンツを使っています。
しかし商品紹介コンテンツを作っていないセラーも多いです。
商品紹介コンテンツが無いということは、商品画像に対する熱量が低い(というか購入率をあげる為にできることは何でもやるという意識自体が低い)ので、画像にあまり力を入れていない可能性が高いです。
以上が簡易OEMリサーチ初心者の方にオススメする「こういう画像はクオリティが低い」という5つの判断基準になります。
自然検索の上位4商品全てが、この5つの判断基準を全て満たしているキーワードというのが狙い目のキーワードになります。
ですが5つの基準全て満たしていなくても、どれか2~3個が当てはまっていればリサーチ候補としてしまって良いと考えています。
ですのでそういったキーワードを見つけて、あなたの商品に関してはクオリティの高い画像をしっかりと作り込んで、ライバル商品に購入数・購入率で勝つことで、自然検索4位以内に食い込める可能性が出てくるというわけです。
クオリティの高い画像はどうやって作ればいいんですか?
それに関してはまた別の記事で詳しく解説しますので、是非楽しみにして頂ければと思います。
検索順位4位以内のライバル商品のレビューが弱い
レビューに関しても先程の画像のクオリティと同様、人によって強い・弱いの判断基準が異なってしまいます。
ですので、僕が簡易OEMリサーチ初心者の方にオススメする「こういう商品はレビューが弱い」という判断基準をご用意しました。
- レビュー平均値:4.3未満
- レビュー獲得数:100件未満
- レビュー獲得率:5%未満
この3つの基準を同時に全て満たしている商品に関しては、レビューが弱いと判断することができます。
順番に解説していきますね。
レビュー平均値:4.3未満
例えば以下の「usbメモリ ケース」というキーワードの検索上位4商品を見てみましょう。
ためしに2位の商品の、商品名の下の星の部分にカーソルを合わせてみます。
すると以下のような「星5つ中の○○」と書かれたウィンドウが出てきます。
上記の場合3.8というのが、この商品のレビュー平均値になります。
ちなみに以下のように、
- レビュー平均値4.3未満 ⇒ ★マークが4個表記
- レビュー平均値4.3以上5.0未満 ⇒ ★マークが4.5個表記
となるので、カーソルを合わせなくても★マークの数を見ることでレビュー平均値4.3未満かどうか判断することができます。
レビュー獲得数:100件未満
レビュー獲得数はシンプルにその商品が今までに獲得したレビューの数のことです。
以下写真の赤枠内の数字のことですね。
レビュー獲得率:5%未満
レビュー獲得率とは、商品を購入した人のうちの何パーセントの人がレビューを投稿したのかという割合のことです。
通常、何も対策をせずにAmazonで商品を販売した場合のレビュー獲得率は2~3%と言われています。
ですのでレビュー獲得率が5%を超える商品は、グレーな手法かクリーンな手法かは分かりませんが、何かしらレビューを集める施策をしている可能性が高いです。
そして、レビュー獲得率は以下の数式で求めることができます。
レビュー獲得率 = レビュー数 ÷ 販売数
この時、正確な販売数は市場選定の時点では分からず、簡易OEMリサーチの次のステップである「在庫追跡をして市場規模を確認する」で調べることになります。
ですので、市場選定の段階では
- レビュー平均値:4.3未満
- レビュー獲得数:100件未満
この2つだけをチェックします。
レビュー獲得率5%未満に関しては、次のステップの「在庫追跡をして市場規模を確認する」で正確に調べるので、今はチェックしなくてOKです。
以上が簡易OEMリサーチ初心者の方にオススメする「こういう商品はレビューが弱い」という3つの判断基準になります。
この3つの基準を同時に全て満たしている商品が検索上位4位以内にあるキーワードに関しては、一定水準以上の品質の商品を販売して、良いレビューを継続的に集めることができれば、あなたの商品も自然検索4位以内に食い込める可能性があるというわけです。
5つの市場選定基準を満たすキーワード事例
5つの市場選定基準を満たすキーワードがどんなキーワードか、あなたがイメージしやすいように事例をご紹介します。
例えば以下の「カラスよけゴミ箱」というキーワードの検索結果上位4商品を見てみます。
検索順位4位以内に有名ブランド商品が存在しない
まず有名ブランド商品の有無について調べます。
1~4位の商品を見た感じ誰もが知っているような有名ブランドはありませんね。
ですのでこの基準はクリアと判断します。
ベンチマーク商品の価格が2500円以上
次に価格をチェックします。
1~4位の商品、どれをベンチマーク商品としたとしても全て2500円以上ですので、この基準もクリアです。
軽くて小さい
次に重さ・大きさをチェックします。
検索順位3位の商品に注目してみますと、これだけ凄く重そうな商品に見えますね。
他の商品は素材的に折り畳んで小さくなりそうですけど、この商品は折り畳むのも無理そうですね。
商品の下にある重さ・大きさの情報を見てみます。
すると、重さは基準の2kgを超えていますし、大きさに関しても72×57×14cm÷6000=9.6ということで、縦×横×高さ÷6000≦2の基準を大きく超えてしまっています。
1位と2位の商品も見てみましょう。
重さはどちらも2kg以内ですし、大きさに関しても縦×横×高さ÷6000の数式に当てはめるとどちらも2以下になります。
(※4位の商品に関しては重さは2kg以内でしたが、大きさが2以上になっていました。)
ですのであなたがもしこの「カラスよけゴミ箱」という市場に参入する場合は、国際送料を抑える為に、1位や2位のようなタイプの商品を出品するようにします。
検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低い
まず上位4商品を見たところ、トップ画像の規約に違反している商品は無さそうです。
次にためしに2位の商品をクリックして、トップ画像以外の画像を見てみます。
すると日本語が不自然になっているところを数か所見つけることができました。
次に画像検索をして、タオバオ・アリババと同じ画像を使っているか調べましたが、それに関しては見つけることができませんでした。
次に画像の枚数に注目してみると、画像はきっちり7枚登録しているようです。
次に商品紹介コンテンツを作っているか調べるために商品ページを下にスクロールしましたが、商品紹介コンテンツもちゃんと作っているようです。
画像クオリティの基準値に照らし合わせると、この商品は以下のようになっています。
- Amazon画像規約を守っていない ⇒ ✕
- 不自然な日本語が使われている ⇒ 〇
- 中国サイトの画像を引用している ⇒ ✕
- 商品画像が7枚未満 ⇒ ✕
- 商品紹介コンテンツが無い ⇒ ✕
ですので、5つの基準値のうち「不自然な日本語が使われている」しかクリアしていないので、「この商品は画像のクオリティがそこそこ強く初心者は太刀打ちできない」と判断してしまいがちですがここで諦める必要はありません。
画像に関してはちゃんと正しい知識で進めれば、初心者であってもクオリティの高い画像を作ることができます。
クオリティの高い画像の作り方に関しても、改めてまた別の記事で解説するので楽しみにしていてください。
検索順位4位以内のライバル商品のレビューが弱い
次に上位4商品のレビュー平均値・レビュー獲得数を見ていきます。
まずレビュー獲得数に注目してみると、2位の商品は100件未満ですね。
では次に2位の商品の平均値を見てみると、平均値は4.2ということで4.3未満の基準もギリギリクリアです。
以上の結果を踏まえると、5つの市場選定基準のチェック結果は以下のようになります。
選定基準 | 判定結果 | 内容 |
検索順位4位以内に有名ブランド商品が存在しない | 〇 | 1~4位全て有名ブランドではない |
ベンチマーク商品の価格が2500円以上 | 〇 | 1~4位全て2500円以上 |
軽くて小さい | 〇 | 1位・2位が重さ・大きさの基準値クリア |
検索順位4位以内のライバル商品の画像のクオリティが低い | △ | 2位の商品に注目すると、基準クリアは「不自然な日本語を使っている」だけだが、こちらもしっかり画像を作れば十分勝てる。 |
検索順位4位以内のライバル商品のレビューが弱い | 〇 | 2位の商品がレビュー平均値4.3未満・レビュー獲得数100件未満の基準をクリア |
このような結果になるので、画像さえしっかりと作りこむことさえできれば、あなたの商品も検索順位2位まで上り詰めることができる可能性があるということが分かりました。
ですのでこの「カラスよけゴミ箱」というキーワードに関しては参入候補の市場として考え、次のステップに進むことができます。
この時、仮に2位の黄色いカラスよけゴミ箱をベンチマーク商品とした場合、市場選定の次のステップである「在庫追跡」をこの2位の商品に対して行って、月間売上20万円~50万円の基準を満たしていることが分かれば、更に次のステップに進むことができるというわけです。
セラースプライトの「キーワード逆引きリサーチ」を使って、関連するキーワードを見つける
5つの市場選定基準に照らし合わせて参入できそうな市場が見つかったら、次に「キーワード逆引きリサーチで関連するキーワードを見つける」という作業をしていきます。
これはどういうことかと言うと、例えば先程例に挙げた「カラスよけゴミ箱」の場合で考えてみます。
例えばAmazonでカラスよけのごみ箱を探している人が100人いたとして、100人全員が「カラスよけゴミ箱」というキーワードで検索しているわけではありませんよね?
そこでAmazonでカラスよけのごみ箱を探している人が、他にどんなキーワードで検索しているのかを調べるために、キーワード逆引きリサーチという機能を使います。
逆引きリサーチをして他のキーワードを見つけることで、それが新たに5つの市場選定基準を満たすキーワードである可能性もありますし、それによってまた別のベンチマーク商品を発見できる時があります。
ベンチマーク商品が複数あることで、例えば在庫追跡をして1つの商品が月間売上20~50万円の基準を満たしていなかったとしても、別のベンチマーク商品が月間売上20万円~50万円の基準を満たせば更に次のステップに進んでいくことができます。
また、ベンチマーク商品が複数あることで、 販売に関して色々なヒントを得ることもできます。
ですので、複数のベンチマーク商品を見ていて損は無いということですね。
では早速そのやり方を解説していきます。
まず先程ベンチマーク商品とした2位の商品のASINコードをコピーします。
次にセラースプライトのキーワードのメニューの中の「キーワード逆引きリサーチ」という項目をクリックします。
画面が切り替わったら、まず国の部分は「日本」を選択します。
その右の部分は「直近」のままでOKです。
次にその右側に先程コピーしたASINコードを貼りつけて、リサーチをクリックします。
すると以下のように、キーワード一覧が表示されます。
このキーワード一覧は何かというと、先程貼りつけたASINコードの商品に、Amazonを利用しているお客さんがどんなキーワードで検索してアクセスしているかという一覧になります。
各項目を解説すると以下のようになります。
- 注目キーワード・・・「この商品にお客さんがどんなキーワードで検索してアクセスしているか」というキーワード一覧
- 月間検索トレンド・・・各キーワードの月間検索数の推移を表したグラフ
- 月間検索数・・・直近の月の月間検索数
- 注目度・・・商品ページにアクセスしている人の数が多ければ多いほど高くなる値
この時、注目度が3以上のキーワードを見ていくようにします。
なぜなら注目度2以下のキーワードに関しては、仮にそのキーワードで検索上位を取れたとしても、商品ページにアクセスしてくるお客さんの数が少ない可能性がある為です。
というわけで今回の例でいうと、「ゴミ箱 屋外」と「カラスよけネット」という2つのキーワードを見ていくことになります。
ではまず「ゴミ箱 屋外」のキーワードを見てみましょう。
ちなみにキーワードリサーチの時と同様、以下のアイコンをクリックするとAmazonの検索結果を表示することができます。
まず上位4商品を見てみると、「カラスよけ」というよりも、普通の屋外用ゴミ箱が出てきていますね。
「ゴミ箱 屋外」という検索キーワードから推測すると、このキーワードで検索する人全員が「カラスよけ」が欲しくて検索したとは限らないですよね。
このキーワードの場合、「カラスよけ」以外の「普通の屋外用ゴミ箱」の方が、検索キーワードとの関連性が強く、「普通の屋外用ゴミ箱」が上位に表示されているというわけです。
引き続き5位以下を見てみます。
6位と10位に今回参入しようとしているネットのボックスタイプのものがありますね。
じゃあ「4位以内に入るのは難しい」と判断して、このキーワードは切り捨てるかと言われると、必ずしもそうする必要はないです。
先程逆引きリサーチのキーワード一覧画面を見てみると、このキーワードの直近の月間検索数は19605となっています。
月間検索数が多いので、このキーワードは検索する人が多い需要の高いキーワードと考えることができます。
ですので検索する人の総数が多いので、「検索順位6位や10位であっても基準値である月間売上20万円~50万円を取ることはできないか?」と考えることができます。
さらにこの6位と10位の商品に関しても、「簡易OEM初心者の為の5つの市場選定基準」と照らし合わせてみて、5つとも基準をクリアしていれば、あなたの商品に関しても検索順位6位や10位を狙える可能性があると判断することができます。
したがってこの「ゴミ箱 屋外」に関しても、候補として残しておいて良いと判断することができます。
ただし先程も説明した通り、「ゴミ箱 屋外」で検索する人の全てが、カラスよけ用のボックスネットが欲しいというわけではありません。
キーワードから推測すると、おそらく大半の人がカラスよけ用のボックスネットではなく、屋外に置く普通のゴミ箱が欲しくて検索すると思います。
そうなるとこのキーワード経由での購入率やクリック率は、大きな数値は期待できないでしょう。
そしてこの記事の前半でもお伝えした通り、そのキーワードでの検索順位は直近の購入数・購入率が大きく影響します。
また購入数・購入率だけでなく、クリック率も検索順位に影響します。
ですので「ゴミ箱 屋外」というキーワードで検索順位上位を狙うのは難しいのではと予測することができます。
ですが繰り返しになりますが、じゃあこのキーワードは見ない方が良いのかと言われるとそういうわけではなく、このキーワードに関しても同じタイプの商品が6位と10位にいるわけなので、次のステップである在庫追跡をして「このくらいのランキングであれば、これくらいの売上を見込めるのか」という情報だけでも掴んでおいて損は無いです。
では次に「カラスよけネット」を見てみます。
検索上位を見てみると、5位と7位に同じタイプの商品がいますね。
このキーワードも先程の「ゴミ箱 屋外」と同様に、検索順位4位以内は取れなくとも、5位や7位に位置付けた際に月間売上20万円~50万円を取ることはできないか?と考えます。
ですのでこの5位と7位の商品に関しても、「簡易OEM初心者の為の5つの市場選定基準」と照らし合わせてみて、5つとも基準をクリアしていれば、あなたの商品に関しても検索順位5位や7位を狙える可能性があると判断することができるというわけです。
そして更に
- 「ゴミ箱 屋外」の6位と10位の商品
- 「からすよけネット」の5位と7位の商品
これらの「あなたがこれから参入しようとしている同タイプの商品」に対しても逆引きリサーチを行い、更に関連キーワードが出てこないか調べていきます。
この作業を新しい関連キーワードが出てこなくなるまで繰り返し続けます。
そしてこの作業を続けた結果、この「カラスよけ用のボックスネット」という市場に関しては、以下のキーワードでお客さんがAmazonで検索していて、アクセスが見込めることが分かりました。
- カラスよけゴミ箱
- ゴミ箱 屋外
- カラスよけネット
- からすよけ ごみネット
- カラスよけゴミネット
- ゴミネット
そして次のステップである「在庫追跡をして市場規模を確認する」においては、これらのキーワードの上位に出てきた商品や、売れ筋ランキング上位の商品を在庫追跡して、「カラスよけ用のボックスネット」という市場は月間売上20万円~50万円を見込めるのかということを調べていくことになります。
ちなみに余談ですが、先程逆引きリサーチでピックアップした「検索需要があり、且つアクセスの見込めるキーワード」に関しては、商品ページ作成時に商品タイトル・商品説明・キーワードに盛り込むようにしましょう。
そうすることで、各キーワードと商品ページとの関連性が強くなり、キーワードで検索した時の検索順位に好影響を与えることができます。
以上が簡易OEMリサーチの市場選定の具体的な手順になります。
今回ご紹介した5つの市場選定基準に照らし合わせながら1つ1つのキーワードを見ていくことで、Amazon簡易OEM初心者であっても参入できる見込みのある市場を見つけていくことができます。
もしあなたがAmazon簡易OEMのリサーチで悩んでいるのであれば、是非今回ご紹介した方法を実践してみてください。
↓Amzon簡易OEMリサーチの2つ目のステップ「市場規模計測編」はこちら
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勉強になります。続きが楽しみです。
カラスのネットは検討中だったので
びっくりしましたが、自分のリサーチの確認できてよかったです。
メッセージ頂きありがとうございます!
現在続きの記事を制作中ですので、もうしばらくお待ちください!