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基礎知識編

輸入ビジネスで成功する為の目標設定方法

目標を決めて毎日がむしゃらに商品を探していますが、なかなかやる気が継続しません・・・

そんなあなたの為に、輸入ビジネスで成功する為の目標設定の方法をお伝えします。

結論を言うと輸入ビジネスで成功している人は、目標を決めてその目標を達成する為の具体的な行動を洗い出しています。

そうすることで毎日やるべき事が明確になるので、だらだら作業することが無くなりやる気が継続します。

だから目標も達成しやすくなるのです。

例えばこんな感じで大きな目標から小さな行動目標まで落とし込んでいきます。

  • 輸入ビジネスで月収10万円を達成する。
  • 月収10万円達成する為に、月間売上40万円・原価30万円を目指す。
  • 原価30万円に到達する為に○○個商品を仕入れる。
  • ○○個商品を仕入れる為に1日○○時間リサーチする。

このように「月収○○円稼ぎたい」っていうところから考えて、「1日○○時間リサーチする」のように段々と具体的な行動まで深堀りしていきます。

ではそのやり方を詳しく説明していきますね。

↓動画でも解説しています↓

何をいつまでに実現したいかを考える

まずは『輸入ビジネスで稼いで、いつまでにどうなりたいの?』っていうところを考えてください。

これを頭の中に入れておくことで以下2点が可能になります。

  1. 目標月収を決めることができる。
  2. やる気がでないときに自分を奮い立たせることができる。

例えばこんな感じです。

  • 半年後に週3回スポーツジムに通えるようになりたい
  • 1年後に新婚旅行でハワイに行きたい
  • 2年後に新車を買いたい
  • 3年後に1人暮らしをスタートさせたい
  • 3年後に会社を辞めたい
  • 5年後に3か月に1回海外旅行をする生活をしたい

例えばKENの場合、輸入ビジネス開始当時「半年後に会社を辞める」っていう構想が頭の中にありました。

当時の会社の毎月の手取りが18万円ぐらいだったので、その会社を辞めるために「半年後に輸入ビジネスで月収20万円を稼ぐ」という目標月収を決めることができました。

この半年間は結構キツかったんですけど、「半年後に俺は絶対に会社を辞めるんや!」と自分を奮い立たせることもできました。

だから「いつまでにどうなりたい」を決めておくのって凄く大事なんです。

僕が輸入ビジネスをやろうと思ったきっかけは「楽してお金を稼げるようになりたい」と思ったからです。

そんな構想でもいいんですか?

それだけだとやる気をキープするのは難しいので、「そのお金で○○をしたい」っていうところまで考えてみてください。

構想を練るのが難しい場合は、「将来こんな生活をしたい」「○○が欲しい」「○○へ行きたい」という自分の願望を思いつくままにノートに書きだしてみましょう。

その中から「これは絶対に実現させたい!」っていうのをピックアップしてみてください。

目標月収を決める

実現したいことが決まったら次に目標月収を決めましょう。

例えば「1年後に毎月海外旅行に行く生活をする」という構想を決めたのであれば、それに必要な金額を考えます。

海外旅行の場合、行先で相場が大きく変化すると思いますが、副業輸入ビジネスだけで最低限月収20万円もあれば十分実現可能だと思います。

ですので『1年後に月収20万円達成』という目標決めることができます。

このように、あなたが実現したいことは毎月いくらあればできる?っていうのを考えて目標月収を決めましょう。

目標売上と目標原価を決める

目標月収が決まったら次に、目標売上目標原価を決めます。

利益・売上・原価の基本的な計算式は以下のようになります。

利益 = 売上 - 原価

この式に先程の目標月収20万円を当てはまてみましょう。

20万円 = 売上 - 原価

この時の売上と原価は利益率によって変化します。

利益率とは

売上の中に占める利益の割合のことです。

例えば、3,000円で販売して600円の利益が出る商品の場合、利益率は以下の式で求めることができます。

利益率 = 600円 ÷ 3,000円 = 0.2 = 20%

利益率によって売上・原価の金額が変化するのを図で表すとこんな感じになります。

  • 利益率20%の場合:売上100万円・原価80万円・利益20万円
  • 利益率25%の場合:売上80万円・原価60万円・利益20万円
  • 利益率30%の場合:売上66.6万円・原価46.6万円・利益20万円

この中でいちばん売上が大きい利益率20%を目指せばいいってことですね!

いえ、もっと違う解釈でこの数字を見てみましょう。

利益率が高くなるほど売上・原価が下がっていってますが、これはつまり『利益率が高いほど利益20万円を稼ぐ為の商品販売数は少なくて済む』ということを意味しています。

つまり利益率が上がれば上がるほど少ない労力で稼ぐことができるのです。

輸入ビジネス開始当時、KENは利益率の目標を20%に設定していました。

商品リサーチに慣れないうちは利益率20%ぐらいでOKですが、慣れてきたら(大体月収1~3万円くらい達成したら)徐々に利益率を上げていくのをオススメします。

輸入ビジネスで安定して稼いでいる人は利益率30%以上をキープしている人が多いです。

そもそも商品リサーチのやり方が分かりません!

そんなあなたはまず以下の記事を読んでみて下さいね。

すみません、そもそも原価ってなんですか?

原価とは、「商品を仕入れるためにかかった費用」のことを表していて、「商品の仕入単価」「輸入するのにかかる送料や諸費用」の2つを足したものになります。

今は「原価 = 商品仕入にかかる費用」ってことでざっくり覚えておけばOKです。

原価から仕入量の目標を決める

輸入ビジネス開始3カ月以上経過している人は、目標を更に深堀りしていきましょう。

先程出した原価目標から、具体的な仕入量の目標を出していきます。

輸入ビジネス開始3カ月以内の人はやらなくてOK

まだ始めたばかりですけど、僕ももっと深堀りしていきたいですよ!

3カ月以内の人もやってもいいんですけどあまりオススメはしません。

なぜなら、いきなり具体的な仕入量の目標を立ててもいまいち作業のイメージができないからです。

例えば、まだ商品すら見つかっていない人や、まだ数個しか商品を見つけていない人が「今月は100個仕入れる!」と目標を決めても、現実味が無いので作業に身が入らないのです。

KENも結構やってしまいがちなんですが、慣れないうちに完璧な目標を立てるとしんどくなってきます。

ですので開始3カ月以内の人は、まずは月間利益・売上・原価の目標だけ立てておいて、ひたすら仕入・販売を繰り返して作業に慣れるのをオススメします。

仕入量の目標の決め方

では、仕入量の目標の決め方を説明していきますね。

以下の目標の場合で見てみましょう。

売上100万円、原価80万円、利益20万円(利益率20%)

原価80万円分商品を仕入れて、利益率20%になるように商品を販売する』ということです。

どういう事かと言うと、例えば原価2,000円の商品を1個仕入れたとします。

その商品を利益率20%で販売する為には、商品価格2,500円で販売する必要があります。

商品価格(売上)2,500円の求め方
  1. 利益 = 売上 - 原価
    利益 = 売上 - 2,000円
  2. 利益 = 売上 × 利益率
    利益 = 売上 × 0.2(20%)

1と2を合わせると・・・

売上 - 2,000円 = 売上 × 0.2

売上 = 売上 × 0.2 + 2,000円

売上 = 2,000円 ÷ 0.8

売上 = 2,500円

図で表すとこんな感じになります。

そしてここから、『原価80万円達成するために、この商品を何個を仕入れる必要があるか?』というのを求めます。

この計算は簡単で、単純に80万円を2,000円で割ればOKです。

80万円 ÷ 2,000円 = 400個

つまり、目標を達成する為には月間400個仕入れる必要があるという事が分かりました。

商品によって原価がバラバラなんですけど、その場合はどうやって計算すればいいですか?

販売している商品が1種類だと先程の方法で計算できますが、3カ月以上輸入ビジネスをしていれば数種類の商品を扱っていることが多いですよね。

その場合は今まで販売した商品から平均値を出しましょう。

例えば以下5種類の商品を販売しているとします。

  • 商品A:販売価格2,500円・原価2,000円
  • 商品B:販売価格2,250円・原価1,800円
  • 商品C:販売価格2,875円・原価2,300円
  • 商品D:販売価格2,375円・原価1,900円
  • 商品E:販売価格3,000円・原価2,400円

この5商品の原価の平均値を出します。

(2,000円 + 1,800円 + 2,300円 + 1,900円 + 2,400円)÷ 5 = 2,080円

この平均値を使って目標原価から割ればOKです。

80万円 ÷ 2,080円 = 約385個

このように目標仕入量を出すことができます。

目標仕入量から具体的な行動に落とし込む

目標仕入量を出したら次に、目標仕入量を達成する為に具体的にどう行動していけばいいかを考えていきます。

現在の仕入量と目標仕入量がどれくらい差があるのかを調べる

具体的な行動を決める為には、自分の現状のレベルを知る必要があります。

先程、目標仕入量は月間約385個と求めましたが、現状どれくらい足りていないのかを調べましょう。

あなたが1カ月で商品を何個仕入れているかを調べればOKです。

例えば200個の場合、385個まで185個足りていないことが分かります。

この不足分をどうやって埋めていくのかを考えていきます。

行動目標の決め方

目標に対してどれくらい不足しているのかが分かったら、次に具体的な行動目標を立てていきます。

商品1種類あたりの平均仕入個数を出す

まずあなたが現在販売している商品の1種類あたりの平均仕入個数を求めましょう。

例えば先程の例でいくと商品5種類を200個仕入れているので、商品1種類あたりの平均仕入個数は40個となります。

新しい商品を何種類増やしたら目標達成できるか調べる

目標まで不足数が185個なので、185個を40個で割れば「あと何種類の商品を仕入れたら目標達成できる」というのを求めることができます。

185個 ÷ 40個 = 4.625

となるので、商品を5種類増やせば、仕入量を200個から385個に増やすことができると分かりました。

仕入候補商品を見つける為に必要なリサーチ時間を出す

そしてザックリで良いので、あなたが新しい仕入候補商品を1種類見つける為に必要なリサーチ時間を考えてみて下さい。

今までのあなたの商品リサーチを振り返ってみて「大体これぐらいかな」っていう時間で大丈夫です。

これが例えば、「3時間リサーチして仕入候補商品を1種類見つけることができる」としましょう。

見つけた仕入候補商品の中から実際に仕入れることができた商品の数を出す

そして、見つけた仕入候補商品の中から実際に仕入れることができた商品の数を出します。

図で説明するとこんな感じです。

今までのあなたのリサーチを振り返ってみて、ざっくりでいいので出してみて下さい。

仕入候補商品の中から実際に仕入れる商品を決める方法ですが、「本当に利益が取れるかシミュレーションをして、それがOKだったら仕入れる」っていうことをする必要があります。

それについては以下で詳しく説明しています。

例えば仕入候補商品8種類のうち実際に仕入れたのは1種類だとすると、新しい商品を5種類仕入れるためには、40種類の仕入候補商品を見つける必要があります。

1日あたりの必要なリサーチ時間を出す

40種類の仕入候補商品を見つける為に必要な合計時間は 40 × 3時間 = 120時間となります。

これを1カ月で達成するとすると、1日あたりのリサーチ時間は 120時間 ÷ 30日 = 4時間

これで「毎日4時間商品リサーチする」という具体的な行動目標を決めることができました。

細かい行動目標を立てるのが難しい場合

こんな細かく計算して行動目標を出せる気がしません・・・

確かにめちゃくちゃ細かい計算でしたね。

あくまで「KENだったらこうする」っていう例なので、これ通りの方法で行動目標は立てなくもOKです。

要は何が大事かって言うと、「毎日具体的な目標を立てる」っていうことに意味があるんです。

毎日具体的な行動を決めることで、やる気をキープするっていうことをやりたいだけなので、正直何でも良いのです。

例えばこんな感じで。

  • 1日3点商品を見つける。
  • 1日2時間必ずリサーチする。
  • 朝6時に起きて出勤前に1時間リサーチする。

細かい計算に基づいた目標を立てるのが苦手な場合は、こんな感じでとりあえず何でも良いので目標を立ててしまいましょう。

そこから結果を振り返ってみて、もっと伸ばしていきたいのであれば「朝6時でなはく、来月から朝5時に起きてリサーチ時間を1時間増やしてみよう」のように自分なりに少しずつ調整していけばいいのです。

KENが言っている行動目標の出し方は数値に基づいているので、それ通りに行動すれば結果を出しやすいです。

ですが細かい計算が苦手な人は、まずは何でも良いので行動目標を立ててみて毎日作業を継続していきましょう。

仕入だけでなく販売も力を入れる

目標の仕入量は達成しているのに、目標月収を達成できません。

なぜでしょうか・・・

今回は仕入量に焦点を当てて目標設定の仕方を解説してきました。

ですが販売にも力を入れていかなければ、たとえ目標の仕入量に達していても目標月収を稼ぐことは難しいです。

販売力を上げる為に特に読んでほしい記事をまとめました。

まとめ

  • 輸入ビジネスで成功する為には、具体的な行動レベルまで目標を決める必要がある。
  • まずは「○○をいつまでにやりたい」という構想を考える。
  • それ実現する為に月収はいくら必要かを考える。
  • その月収を達成する為の目標売上・原価を求める。
  • 目標原価から目標仕入量を求める。
  • 目標仕入量から具体的な行動目標を出す。
  • 仕入だけでなく販売にも力を入れなければ、目標月収は達成できない。

もしあなたが何となく輸入ビジネスをやっているのであれば、今日から具体的な目標を決めてみて下さい。

それだけで毎日のやる気が継続しやすくなります。

目標設定の仕方が分からなかったり、やる気がなかなか継続しない人は是非参考にしてみて下さいね。

ABOUT ME
KEN
はじめまして、KENと申します。 音楽が大好きで、学生時代からずっとドラムを続けています。 今から約3年前、お金と時間に縛られない生活を手に入れるべく輸入ビジネスをスタート。 現在は月収40万円~50万円を安定して稼いでいます。 詳しいプロフィールはこちら
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