皆さん、こんにちは。KENです。
今回は輸入ビジネスにおいて、偽物商品を見分ける方法について解説していきます。
今後あなたが長期的に輸入ビジネスで稼いでいく為には、正しい商品を仕入れて健全にビジネスを進めていく必要があります。
ついつい利益に目がくらんでしまったり、自分は正しい商品と思っていても、チェックが甘く偽物商品を仕入れてしまう可能性があります。
偽物商品を販売してしまったことにより、ヤフオクやAmazonのアカウントが削除されてしまうだけでなく、最悪の場合刑事事件に発展してしまう可能性もあります。
自分自身を守る為にも、偽物商品を仕入れないようにする為の知識はしっかりと身に着けておきましょう。
それでは早速内容に移っていきます。
偽物が多い商品ジャンル
まず始めに、どういった商品ジャンルに偽物が多いのかを把握しておきましょう。
最も偽物が多いジャンルは、「販売元が中国のブランド品」です。
特に、ルイヴィトン、グッチ、エルメス、シュプリームなど、アパレル関連の有名ブランドはとても多くの偽物が出回っています。
例として、eBayに出品されているシュプリームのTシャツを見てみましょう。
「Item location(商品の場所)」の欄に「China(中国)」という記載があります。
このように販売元が中国になっているブランド品は要注意です。
価格に目を向けてみますと、販売価格は3,258円で送料は無料です。
このように、ブランド品にしては明らかに安すぎる商品も偽物の可能性が非常に高いです。
中国仕入れサイトの「タオバオ」や「アリババ」、もしくはeBayの中国人セラーが販売しているアパレル有名ブランドに関しては、手を出さない方が良いでしょう。
ブランド品以外にも、キャラクターグッズも注意が必要です。
キャラクター商品には版元というものがあり、日本国内で販売されているフィギュアなどのキャラクターグッズに関しては、メーカーが版元から版権を買って販売しています。
要するに、「うちのキャラクター使ってもいいよ」というお許しをもらってから、本人公認で正式に販売しているということです。
しかし、中国で販売されているキャラクターグッズは、この「版権を買う」という行程をすっ飛ばしているものがほとんどです。
そういったことを知らずにキャラクターグッズを中国から仕入れて販売してしまうと、商標権を侵害することになってしまいます。
Amazon販売では、商標登録されている商品の出品が違反行為となります。
ブランド品はほとんどが商標登録されていますので、ブランド品をAmazonで販売するのはやめておきましょう。
偽物を見分ける・仕入れない方法
では、偽物を見分ける・偽物を仕入れない方法について具体的に解説します。
方法は下記の通りです。
- 販売元が中国の有名アパレルブランドは全てスルーする。
- 販売元が中国で、日本国内の販売価格との差が大きすぎるものはスルーする。
- 販売元が中国で、評価がゼロ、もしくは著しく評価が低いセラーからは商品を買わない。
- ネットで「ブランド名 偽物」と検索してみる。
- eBay商品ページ内で「KO version」の表記があるかをチェックする。
順番に解説していきます。
販売元が中国の有名アパレルブランドは全てスルーする
先程も説明した通り、販売元が中国のブランド品(特にアパレル)は、とても多くの偽物が出回っています。
「これ偽物かな・・・仕入れるの怖いな・・・」
と悩むことに時間を使ってしまうくらいなら、商品リサーチの段階で、販売元が中国のブランド品に関しては全てスルーしてしまいましょう。
販売元が中国で、日本国内の販売価格との差が大きすぎるものはスルーする
リサーチをしているとたまに驚くほど価格が安い商品に出会います。
(これも先程説明した販売元が中国のブランド品に多いのですが・・・)
ついつい利益に目がくらんでしまい、購入ボタンをポチッと押してしまいそうになりますが、ここはグッとこらえて下さい。
特に、利益が1万円以上とれるような場合で、販売元が中国のブランド品の場合は、99%偽物と考えてしまっても良いです。
販売元が中国以外だったとしても、利益が大きいからといって購入ボタンをすぐに押してしまってはいけません。
価格が著しく安いのには、大抵何か理由があるのです。
例えば、ラジコンの場合だと、「リモコンは付属していません」という風に、安い理由がどこかにあります。
商品ページをしっかり確認して、確認してもどうしても分からない場合はセラーに直接質問するなどして、慎重に商品を仕入れていきましょう。
販売元が中国で、評価がゼロ、もしくは著しく評価が低いセラーから商品を買わない
現在、大抵のネットショッピングサイトには、商品購入者がセラーに対して評価を送ることができるシステムが備わっています。
不良品が少なく、購入者とのやり取りも丁寧で健全なセラーであれば、評価はある程度集まっています。
しかし一方で、不良品が多かったり、い加減なやり取りをしているセラーの評価は低い場合が多いです。
また、偽物を販売している販売者に関しても、評価が低い場合が多いです。
偽物を販売していることが原因でアカウントを削除されてしまうこともあるので、アカウントを何度も作り直したり、複数のアカウントを使って販売している人もいるので、評価が低いどころかゼロの場合もあります。
特に中国人セラーで低評価の場合は、偽物の可能性を疑いましょう。
先程も説明した通り、偽物だけでなく不良品が届くこともあるので、なるべく評価が高いセラーから買うように心がけましょう。
ネットで「ブランド名 偽物」と検索してみる
有名ではないマイナーなブランドの商品で、偽物かどうかの判断ができない場合は、「ブランド名 偽物」とインターネットで検索してみましょう。
検索結果に、「○○の正規品・偽物を見破る方法!」などの情報が1件でもヒットした場合は注意が必要です。
実際に私が体験した話なのですが、「Brembo」というブランドのカー用品をeBayの中国人セラーから仕入れて、ヤフオクに出品したところ、出品後ものの数十分で、ヤフオクの規約に違反していますよ!ということを表す「違反申告」を受けました。
ビックリしてインターネットで「Brembo 偽物」と検索したところ、ネットショップで偽物が沢山出回っていると噂になっていました(^^;
記事によると、正規品と偽物の違いについて事細かく記述されており、私が仕入れた商品は見事に偽物の条件に一致していました・・・
有名ブランドではないマイナーなブランド商品に関しても、販売元が中国の場合は、一度ネットで調べてみるか、直接セラーに「正規品ですか?」と聞いてみて、慎重に仕入判断するようにして下さい。
eBay商品ページ内で「KO version」の表記があるかどうかをチェックする
「KO version」とは「海賊版」という意味を表しています。
主にeBayに出品されているキャラクターグッズなどの商品ページに多いのですが、セラーが「これは海賊版です」と正直に商品ページに記載している場合があります。
例えば、下のスパイダーマンのフィギュアを見てみましょう。
パッケージに「BANDAI」のロゴが入っていて一見正規品のように見えますが、商品名をよく見てみますと「KO version」の文字があります。
この商品は海賊版であることが分かりましたので、仕入は見送りましょう。
このように商品名に「KO version」の文字が入っている場合もあれば、ページ下部の商品説明に入っている場合もあるので、注意が必要です。
キーボードの「CTRL」を押しながら「F」を押せば、以下画像のように画面右上に文字を入力する欄が出てきますので、そこに「KO version」と入力すれば、ページ内に「KO version」があるかどうかすぐに調べることができます。
以上が、輸入ビジネスにおいて、偽物を見分ける為に知っておくべきことになります。
この記事を読んで気を付けていたとしても、人間ですのでチェックが疎かになり、うっかり偽物を仕入れてしまう可能性もあります。
その場合、偽物と分かった時点で出品を停止するなど、手遅れにならないうちに素早い措置を取るようにしましょう。
それでは、またお会いしましょう。
- 「お金に余裕が無くて、欲しいものが買えない・・・」
- 「時間に余裕が無くて、趣味を満喫できない・・・」
そんなあなたの為に、副業月収10万円を稼ぐ為の「中国輸入転売マニュアル」を無料でプレゼントします。